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2025/11/19 15:00


沖縄科学技術大学院大学(OIST)にて恩納村工芸家4名の展示会ご案内

沖縄科学技術大学院大学(OIST)にて、恩納村の工芸家4名による展示会を開催いたします。

私が暮らし、日々制作を続けている恩納村には、沖縄科学技術大学院大学(OIST)があります。
自然と科学が融合するこのキャンパスは、全国の理工系の学生が憧れる場でもあります。

『沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、理工学分野の5年一貫制博士課程を置く学際的な大学院大学です。世界の科学技術に貢献するとともに、国内外の優れた研究者を招へいして質の高い研究を行い、世界最高水準の研究拠点を形成し、沖縄の技術移転と産業革新を牽引する知的クラスターの形成を図ることを目的として、日本政府によって設立されました。』(OISTより)

豊かな自然に囲まれた恩納村は、海と山の恵みを受けながら、多様な工芸が育まれてきた地域です。
恩納村の土を使った「やちむん(陶芸)」をはじめ、植物を生かした染織、織物、そしてガラス工房も数多く存在します。自然と生き物の調和を大切にしながら、独自の文化や手しごとが受け継がれている場所です。
この度、「恩納村 手しごととかたち」と題して、恩納村で活動する工芸家4名がOISTにて展示会を行うことになりました。
私もまた、恩納村の植物をガラスに焼き付けた新作2点を展示させていただきます。



【展示会情報】
会期:12月2日~12月21日
※12月1日はプレオープン(入場無料)
場所:沖縄科学技術大学院大学(OIST)トンネルギャラリー横
コンセプト:恩納村の自然の美しさと不思議さを楽しみ、かたちにする



写真: 満開のブーゲンビリアの一枝を、ガラスに乗せて試作する様子


今回は、秋に咲くブーゲンビリアと、花の終わった朝顔を焼き付けた作品を制作しています。

植物が持つ儚さや力強さを、そのままガラスに宿すような気持ちで取り組みました。

次回は、作品の制作風景をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに。



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