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2025/04/06 13:03




写真:ウイキペディアより

本日もお越し頂き、ありがとうございます^^)

【お知らせ】

2025年5月15日(木)から7月中旬(予定)まで、沖縄県恩納村「おんなの駅」2Fギャラリーにて展示会を開催いたします。
当工房の《つづるガラスアートシリーズ》をはじめ、匠ガラス工房さんの作品も並びます。

沖縄にお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。



アメリカフロウ試作中

幼い子どもが手を広げたような葉っぱが愛らしい「アメリカフロウ」。
我が家の猫の額庭でも、風に揺れては小さな手が左右にふわふわと動いていて、とても楽しい眺めです。

小さな花も咲き、タネはどこか“ちびまる子ちゃん”の永沢君のようなフォルムで、また可愛い…笑。
アメリカフロウは日本全国に見られる野草で、ここ沖縄でも元気に育っています。
昔は煎じて薬草としても使われていた、身近な存在だったようです。



まずは一房ずつ丁寧に外し、新聞紙に挟んで押し花に。
水分をしっかり飛ばしたあと、ガラス板の上に並べながら「こんな感じ?」と想像をふくらませます。

ヨモギの葉のように、葉の裏側は白くて、うっすらと産毛が。
表側は濃い緑色で、水滴を弾きながら、葉脈が先端までしっかり伸びています。

よきよき^^





その後、特許の釉薬を丁寧に散布し、再び乾燥させてから焼成します。
果たしてどんな仕上がりになるでしょうか…?
次回、ご報告できればと思っています。




沖縄の初夏の風景とともに

梅雨前の沖縄は、一年でいちばん過ごしやすい時期かもしれません。
5月に入ると湿気が高まり、亜熱帯らしさを感じ始めますが、今は寒くもなく、暑くもなく。
窓を開けてドライブするのにぴったりの季節です。

私も気分転換に、珍しい花を探しにドライブへ。
道すがら、イペーの鮮やかな黄色の花や、白い木蓮のような花が低木にポンポンと咲いていました。

「沖縄にモクレン?」と近づいてみると、その正体は
パウヒニア・フォルフィカータ”というマメ科の植物でした。




「初めて見た~♪」と、葉に触れてみたり、香りを嗅いだり。
そんな時間が、とても楽しいのです。

沖縄には南米をはじめ、世界各地に移住した先人の方々が多く、今も3世、4世の方々が訪れてくださいます。
彼らが祖国の植物を沖縄にも植えてくれたことで、私たちも異国の花々を身近に楽しむことができています。

様々な文化や人々が交わる場所――
そんな沖縄の、懐の深さを感じたひとときでした。


本日もお読み頂き、どうもありがとうございました。

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